先日、社内のイベントで、社員同士が1on1で、自分が何をやっているかを自己紹介し合う、というイベントをやりました。
これが物凄く面白くて為になったのですが、その中でエンジニアのメンバーが言っていたのが「自分は今、世界で何番目のエンジニアか、ということを常に意識している」と言っていて、すごく感銘を受けました。
彼は、プログラミングのスキルも鬼の様に高いし、ビジネスのボトルネックがどこにあるのかを分析・判断し、実際に鬼の様なスピードで開発を進めてくれます。
しかも個人プレーに走ることもなく、チームとして最大のパフォーマンスを出す最善の方法を常に考え、実践しているので、本当にすごい、と私はよく思っています。
そんな彼が「自分は今、世界で何番目のエンジニアか、ということを常に意識している」と言っており、すごく納得感がありました。
「世界で何番目か」という視点があれば、常に自己のスキルを磨き続ける思考になりますし、くだらない社内政治や、「俺の方があいつよりも仕事が出来る」という考えを持つことも無くなります。ハウスマートでは、幸い社内政治はありませんが、規模が大きくなった時には、下手をすると出てくることも十分に考えられます。
また自分が「何で勝とうとしているのか」「どの能力が足りないのか」ということを振り返るクセも付く様になると思います。
人間誰しも、自分は可愛いもの。
自分に価値があると思うのは当然ですし、実際そうだと思います。
ただビジネスの面だけで考えると、戦略的に圧倒的な努力をしなければ、当然、市場価値は低くなります。
自分に人間としての価値があるのと、ビジネスでの市場価値が高いか低いかは、全く別物。
努力し続ける為に、「世界で何番目か」という視点はとても大切な視点だと思います。