仕事を行う上で、愛は重要です。
愛とは、相手を信頼し、リスペクトし、応援する心と言い換えることが出来ます。
ビジネスは、一人の力では成し遂げることが出来ません。
どんなに優秀な人材であっても、一人では事業を成立させることは出来ないのです。
ビジネスには、仲間の力が必要です。
そして仲間同士で協働し、成長しあうためには愛、それも伝わる愛が必要です。
伝わる愛がなければ、相手は言葉を聞き入れてくれないでしょう。
愛のない状態での言葉は、失望や落胆、最終的には敵対を生み出します。
特にスタートアップにおいて、伝わる愛は重要です。
スタートアップとは「世の中は必ず変わっていく。変わらない存在は淘汰される」という現実から目を背けず、変化に勝機を見出し、実際にリスクを取って行動するチームのことです。
それゆえ、スタートアップは「トライアンドエラー」を自ら仕掛けていきます。
「トライアンドエラー」の中では初めて行うことも多いため、慣れていないことや、習熟していないことが多くあります。
そんな時は仲間からのフィードバックが必要になりますが、そのフィードバックに愛=信頼、リスペクト、応援する心があるかどうかで、フィードバックを受けた人が「トライアンドエラー」を今後どんなスピードで行っていくかが決まるでしょう。
フィードバックを受けた人も「ああ、このフィードバックは、私を信頼し、リスペクトし、応援してくれている中で言ってくれているんだ」と感じれば、そのフィードバックを吸収し、さらなるトライアンドエラーをやろうという気になるのではないでしょうか。
逆に、不安の中でトライアンドエラーをやったのに、伝わる愛のないフィードバックであれば「なんだよ!」と思うのは、当然のことです。
相手の顔色を見るのではなく、伝わる愛を持った上で率直なフィードバックを行う。
愛、それも伝わる愛を一人一人が仲間に対して持てるかどうかが、仕事を行う上で重要なのです。